珪長岩(けいちょうがん、英: felsite、フェルサイト)は、大きな石英の結晶を含む場合もある超微粒子火山岩である。珪長岩は、正確に定義するために岩石記載学による試験、もしくは化学分析を一般的に必要とする淡い色彩の岩石の総称である。

色は通常、淡い灰色~白色で、日焼けすると赤色になる。濃い灰色、緑色または黒色以外の色のトラップを含む場合もある。岩石は微粒子で構成されており、特に石英、斜長石、カリ長石の微粒子が含まれる。石英斑晶が存在する場合は、石英珪長岩または石英斑岩と呼ばれることもある。

この岩石は一般的な火成岩であり、黒曜岩や流紋岩と共に見つかることもある。形成された環境によっては、とてもきめが細かい岩石となる。

脚注

関連項目

  • 岩石 - 火成岩 - 半深成岩
  • 岩石の一覧
  • 石英斑岩

参考文献

  • 都城秋穂、久城育夫『岩石学II - 岩石の性質と分類』共立出版〈共立全書〉、1975年。ISBN 4-320-00205-9。 
  • 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年。ISBN 4-320-04578-5。 
  • 益富壽之助『原色岩石図鑑 全改訂新版』保育社、1987年。ISBN 4-586-30013-2。 

Metamorphic

Quartzite

珪岩 (Quartzite)|いわきデジタルミュージアム

札幌地質探究部(岩石や鉱物が創りだす芸術世界への旅)

江田島って・・・どんなとこ? 呉花崗岩に貫入した珪長岩