イーブス・エドワーズYves Edwards、1976年9月30日 - )は、バハマの男性総合格闘家。ナッソー出身。アメリカ合衆国テキサス州ザ・ウッドランズ在住。アメリカン・トップチーム所属。元HOOKnSHOOT世界ウェルター級王者。

ボクシング技術が高い打撃中心のファイターだが、寝技も得意。UFCとPRIDEに同時に出ていた時期があり、PRIDEでは「UFCの黒豹」と呼ばれていた。かつてUFC代表のダナ・ホワイトは「UFC王者に最も近い男」と評価していた。

来歴

2001年7月14日、HOOKnSHOOTミドル級(-76kg)タイトルマッチで王者アーロン・ライリーと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。後に地域王座が新設されるとエドワーズはウェルター級の元世界王者となっている。

2001年9月28日、UFC初参戦となったUFC 33でマット・セラと対戦し、判定負けを喫した。

2003年8月10日、初参戦となった修斗で川尻達也と対戦し、判定負けを喫した。

2004年はUFC 47でエルメス・フランカ、UFC 49ではジョシュ・トムソンを破った。しかしUFCがライト級の試合を組まなくなったため、タイトルマッチには辿り着かなかった。

2005年5月22日、PRIDE初参戦となったPRIDE 武士道 -其の七-で三島☆ド根性ノ助と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。

2005年9月25日、PRIDE 武士道 -其の九-で行われたライト級(-73kg)トーナメント1回戦でヨアキム・ハンセンと対戦し、判定負けを喫した。

2006年4月2日、PRIDE 武士道 -其の拾-で池本誠知と対戦し、判定勝ちを収めた。

2006年7月8日、UFC 61でジョー・スティーブンソンと対戦し、額のカットによるTKO負け。この試合後、UFCからリリースされた。

2008年2月16日、EliteXCでエドソン・ベルトと対戦。タックルに来たところにカウンターで膝蹴りを入れKO勝ち。6月14日にはKJ・ヌーンズの持つ世界ライト級(-73kg)王座に挑戦し、右ストレートでダウンを奪われ、開始48秒でTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。

2008年11月21日、初参戦となったStrikeforceでドゥエイン・ラドウィックと対戦し、0-3の判定負けを喫した。

2010年8月12日、Bellator初参戦となったBellator 24でルイス・パロミーノと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

UFC復帰

2010年9月15日、4年2か月ぶりのUFC参戦となったUFC Fight Night: Marquardt vs. Palharesでジョン・ガンダーソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2011年1月22日、UFC: Fight for the Troops 2でコーディ・マッケンジーと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトおよびサブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年12月8日、UFC on FOX 5でジェレミー・スティーブンスと対戦し、グラウンドの肘打ちでKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年11月22日、UFC Fight Night: Edgar vs. Swansonでアクバル・アレオラと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。2連敗となり試合後に引退を表明した。

戦績

獲得タイトル

  • 第2代HOOKnSHOOTミドル級王座(2001年)

表彰

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)

出演

  • ウォーリアー(2011年)
  • エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年)
  • アリータ: バトル・エンジェル(2019年)

脚注

関連項目

  • 男子総合格闘家一覧
  • プロ修斗選手一覧
  • PRIDE選手一覧
  • UFC選手一覧

外部リンク

  • UFC 選手データ
  • MMAjunkie 選手データ
  • イーブス・エドワーズの戦績 - SHERDOG(英語)
  • イーブス・エドワーズの戦績 - BoxRec(英語)

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