土岐 鉾治(とき ほこじ、1897年〈明治30年〉4月8日 - 1993年〈平成5年〉3月30日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。姓ははじめ上島

経歴

上島善重の三男として長野県に生まれ、土岐房枝の養子となる。1918年(大正7年)陸軍士官学校第30期卒業、陸軍砲兵少尉に任官。

1939年(昭和14年)8月に陸軍砲兵大佐・陸軍造兵廠小倉工廠検査課長。同年12月に陸軍造兵廠小倉工廠砲具製造所長。1940年(昭和15年)4月に小倉陸軍造兵廠第1製造所長。1942年(昭和17年)9月に相模陸軍造兵廠作業課長兼技術課長を経て、1944年(昭和19年)8月1日に陸軍少将に昇進。翌年の1945年(昭和20年)4月16日に第4陸軍技術研究所長兼相模陸軍造兵廠長に任ぜられ、終戦を迎えた。

終戦後は、富士自動車生産本部長、相模工業参与、ダイハツ工業工作部長池田工場長、同教育部長などを歴任した。

脚注

参考文献

  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 『偕行 平成5年6月号』偕行社、1993年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第25版 下』人事興信所、1969年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3044854。 

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