カストロベルデ(Castroverde)は、スペイン、ガリシア州、ルーゴ県の自治体、コマルカ・デ・ルーゴに属す。ガリシア統計局によれば、2010年の人口は3,012人(2009年:3,061人、2006年:3,187人、2005年:3,236人、2004年:3,286人、2003年:3,372人)。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は99.21%(2001年)。
地理
カストロベルデはルーゴ県の中央部に位置し、コマルカ・デ・ルーゴに属する。北はカストロ・デ・レイとポルと、南はバラージャとオ・コルゴと、東はバレイラと、西はルーゴの各自治体と隣接する。
無数の小川が山地から流れ、それらはミーニョ川の支流であるギマラス川、アスマラ川、ロメアン川、オウテイロ川、トルデア川へと集まっている。
気候は内陸性の影響を受けた海洋性気候で、冬期の1月には平均5.6°Cまで、下がるものの、夏期の平均17.7°Cとすごしやすい気候である。年間降水量は平均1,000mmである。
カストロベルデはルーゴ司法管轄区に属する
人口
歴史
カストロベルデは16世紀まではレモス伯爵の所領であった。
19世紀には、カルリスタ戦争の舞台の一つとなった。
政治
自治体首長はガリシア社会党(PSdeG-PSOE)のショセ・マリーア・アリアス・フェルナンデス(Xosé María Arias Fernández)、自治体評議員は、ガリシア社会党:7、ガリシア国民党(PPdeG):3、ガリシア民族主義ブロック(BNG):1となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)。
史跡
- カストロベルデ城(Castelo de Castroverde) - 中世の城砦、現在は塔と城壁の名残が見られるだけである。
教区
カストロベルデは37の教区に分けられる。
参考文献・脚注
外部リンク
- カストロベルデ公式サイト




