KBOゴールデングラブ賞(朝鮮語: KBO 골든글러브상, 英語: KBO Golden Glove Award)は、韓国プロ野球(KBO)の選手表彰の一つ。かつては単にゴールデングラブ賞(朝鮮語: 골든글러브상)だったが、2015年より現在の名称となった。
KBOのゴールデングラブ賞(Golden Glove Awards)は、守備に卓越した選手を表彰した賞というわけではなく、野手の場合は打撃と守備の両面を考慮して選出されている。また、現在では独立した指名打者(DH)部門も存在するため、選出されるのは10名である。指名打者部門は1984年から表彰されるようになった。リーグ初年度の1982年からの2年間はゴールデングラブ賞と別に、指名打者を含む「ベスト10」という賞が存在した。ゴールデングラブ賞は守備率が選考基準の賞で9名が表彰対象であり、「ベスト10」がポジション別の最高の選手を選出する賞であった(攻撃、守備、人気、品格など全てを考慮する)。しかし、当時はリーグの選手が少なかったことから顔ぶれが同じになってしまうため、1984年より統合されて指名打者が増え、現在のような表彰基準となった。
その年のシーズンに活躍した選手の中で賞の対象となる記録を持つ選手が候補者名簿に上がり、最終的な受賞者は授賞式当日のプロ野球記者団と放送関係者たちの投票で決定される。授賞式には数多くの芸能人が出演し、アメリカ合衆国のテレビドラマや映画を表彰するゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)を意識した派手な演出で注目を集めている。
守備に関する選手表彰は、2023年よりKBO守備賞(朝鮮語: KBO 수비상)が新設されている。
歴代受賞者一覧
脚注




