川崎ダービー(かわさきダービー)とは、かつて存在した日本のダービーマッチ。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する川崎フロンターレとヴェルディ川崎(現-東京ヴェルディ)が対戦した試合の呼称であるが、ヴェルディが神奈川県川崎市から東京都へホームタウンを移したことで消滅した。

概要

  • 1999年の天皇杯全日本サッカー選手権大会で初対戦、2000年からはフロンターレがJ1に昇格したため当時J1に所属していたヴェルディとのリーグ戦での川崎ダービーが実現した。しかし、フロンターレの1年でのJ2降格やこの年限りでヴェルディがホームタウンを東京都に移したため、川崎ダービーは消滅した。

ホームスタジアム

戦績

■川崎フロンターレ:1勝2分2敗
■ヴェルディ川崎:2勝2分1敗

JFLにおける川崎ダービー

初代JFL・ジャパンフットボールリーグでは1992年の第1回に富士通サッカー部、東芝堀川町サッカー部、NKKサッカー部の3チームがJ1(現在のJ2リーグに相当するクラス)に加盟し、この3チームで「川崎ダービー」が行われたが、この当時は「川崎ダービー」として紹介されることはほとんどなかった。

なお、NKKはこの年10位でJ2(現在のJ3リーグ に当たるクラス)降格が決定し、その後1993年に休部したため同じカテゴリーでの参戦は1992年の1回限りであった。また東芝も1996年に札幌市へ移り北海道コンサドーレ札幌となったため、JFLでの川崎ダービーは1995年で消滅している。

脚注

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